顕在意識(意識)と潜在意識(無意識)
催眠の世界では、人の心には2つの領域があると考えられており、顕在意識(意識)と潜在意識(無意識)があります。
そしてその領域は潜在意識の方が圧倒的に広く、顕在意識はかなり狭いものとされています。
顕在意識は知的な思考や論理的に考え、情報処理や問題を認識して行動したりと理性的に考え、さまざまな選択の可否を判断しています。
潜在意識は普段私達の意識していない部分であり、私達の身体を管理、保護をしています。
私達が普段意識していなくても呼吸ができているのは、潜在意識の働きによってできています。他には、覚える気のないテレビCMの歌を気が付いたら口ずさんでいた。といった事も潜在意識の性質により起こっています。
その他の潜在意識の性質として、奉仕することを好み、素直であるという事。現実と非現実の区別ができないという事。又、潜在意識には喜びや悲しみといった感情、記憶が全て保存されていると言われています。
ヒプノセラピーでは催眠誘導で潜在意識にアクセスし、そこにある否定的な感情(怒り・悲しみ・傷心・罪悪感・制限(私には○○できない~等))を年齢退行や前世療法といった手法を用いてそれらの否定的な感情を手放し、自分にとって肯定的な感情へと再プログラムし直すことで問題解決へと導きます。